再生可能エネルギーファンドの設立について
スプリング・インフラストラクチャー・キャピタル株式会社は、海外の再生可能エネルギーを投資対象とした国内機関投資家向けの1号ファンド(以下「本ファンド」)を設立しました。
本ファンドは、国内投資家から資金を集め、海外の洋上風力発電事業に投融資するファンドです。住友商事が保有する英国の資産をシードアセット(注1)として組み入れる予定で、日本初の海外洋上風力発電事業投資ファンドとなります。ファンド総額は最大300億円を目指します。
当社は、機関投資家に対する国内外の再生可能エネルギー発電資産への投資機会の提供を目的として、2018年7月に設立されました。再生可能エネルギー分野への投融資の経験・知見を有するメンバーがスポンサーから当社に派遣され、投資先のインフラ事業の運営に参画し、地域社会に価値を提供することを通じて投資家の皆さまの期待に応えることを目指します。また、再生可能エネルギーを中心にインフラ事業へ資金を還流する仕組みを構築することで、国内の資金ニーズに応えると共に、世界のインフラストラクチャーの整備に貢献します。
(注1) シードアセット:
ファンドの投資対象資産。本ファンドにおいては、レースバンク洋上風力発電事業とギャロパー洋上風力発電事業を想定しています。
本ファンドの概要(予定)
ファンド総額 | 円貨で最大300億円程度(予定) |
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ジェネラルパートナー | スプリング・インフラストラクチャー・キャピタル株式会社 |
リミティッドパートナー | 住友商事株式会社 株式会社三井住友銀行 株式会社日本政策投資銀行 その他 |
ファンドスキーム図